当社にしかない
ステンレスの冷間引抜き加工技術で
世の中に貢献できる誇り

2009年入社|品質技術部 品質技術課

K.H.

Q1: なぜ、ヤマシンスチールを選んだの?

面接時の緊張感を解く社長の言葉がうれしかった

学生時代に工学部で機械系の学科を専攻していたことから製造業を選びました。ヤマシンスチールに決めたのは面接時の印象がよかったから。面接官だった社長が緊張している私に「緊張しなくていいよ。緊張していると本来の姿が見えないから」と言葉をかけてくださいました。その心遣いがうれしかったですね。入社後も緊張する場面は多々ありますが、本来の自分が出せる様に心がけています。

Q2:仕事内容を教えてください

冷間引抜き加工技術を使った製品設計と製造工程の組み立て

当社の技術である“冷間引抜き加工”とは、棒鋼を常温のまま金型に通して形状を変えていく技術です。特に当社は最大φ100を製造できる点に優位性があります。この技術のメリットは、①強度が高いため部品が小型化・軽量化でき、製品のコンパクト設計につながる。②寸法精度が高いため加工ロスが少ない。③最終製品の寸法に近い形状に仕上げることができるためお客様での歩留まりが良く、加工コストの削減が可能。私の仕事はこの技術を使い、お客様が指定した素材の特性を把握し、ご要望の強度に仕上げるための加工率を計算して製造工程を組み立てることです。

Q3:仕事で大切にしていることは?

現場で働く人たちとのコミュニケーション

私が担当する製品設計は、素材特性、冷間引抜き加工技術や製造現場の事を知っておかなければ製品設計は出来ません。わからない事がある場合は製造現場に赴き、現場作業者に確認する事もあります。また、製品設計通り出来ない場合もあり、加工を担当している現場作業者と一緒に原因を探していく中で現場作業者の経験から私では気づかない点に気づいてくれたり、知恵を出してくれることも多く助けられています。製造現場に行く際は、自分から積極的に話しかけたり世間話をしたり。気軽に話せる関係づくりを心がけています。

Q4:ヤマシンスチールの社員で誇りに思うことは?

ヤマシンスチールにしかできない仕事がある

他社でうまく製品化できなかった案件が当社に持ち込まれることがあります。その要望に応えて製品化できたときはうれしいですね。「ヤマシンスチールにしかできない仕事がある」と誇りに思います。当社は一貫してステンレス加工を行っていることから過去のデータを多く持っており、さまざまな強度や鋼種に対応できるんです。その一方、新技術の開発にも力を入れています。丸形状から角形状に引抜く回数を削減し効率化できないか、チタンやニッケル合金など新たな材料で製品化できないかなど、新しいことにも積極的にチャレンジしています。

Q5:これから入社する人にメッセージを

興味や好奇心を大事にして

ステンレスの冷間引抜き加工はとても専門的な仕事です。入社してから知識を学んでいくので興味を持つこと、好奇心を持つことが大事。理系や工業系の大学を出ているから大丈夫というものではありません。自分自身で調べていく意欲のある人が向いています。といっても、怖がる必要はありません。先輩が教えてくれますし、私もそうしてもらってここまできました。うちにしかない技術をいっしょにつくっていきましょう。恵那工場のある場所は豊かな自然に囲まれており、空気がきれい。秋は県外からの観光客も多いです。私も休日には家族と紅葉を見に出かけたり、プチ旅行を楽しんでいます。

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