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2014年入社|生産管理課 抽伸機Ⅰ型

H.K.

Q1: なぜ、ヤマシンスチールを選んだの?

この人の下で働きたいと思う人に出会って

私は恵那工場のある岐阜県の出身です。一度、県外の会社に勤めたことがありますが、やはり地元の暮らしが合うと思って帰ってきました。ヤマシンスチールに入社を決めたのは、面接をしてくださった部長の印象がよかったから。私は小学生の時から高校時代まで野球をやっていたのですが、部長も野球の経験者。野球の話が弾み「この人の下で働きたい」と思いました。入社してから感じたのですが、ヤマシンスチールは上司がとてもフレンドリー。気軽に会話できて親しみやすいです。会社全体がアットホームな雰囲気ですね。

Q2:仕事内容を教えてください

コイル材をバー製品に。目視で品質チェックも

抽伸機(コンバインドマシン)を使ってコイル材を冷間引抜きし、バー製品(棒状の製品)に仕上げる作業を担当しています。材料を機械に通して引っ張り、お客様の用途に合わせた長さに切り、曲がり(材料の反りや歪み)を取って、検査して次の工程に回すという順番です。機械の稼働中は寸法測定と曲がりや疵がないかの品質チェックを行います。重さにして約1トンのコイル材から2~4メートルの長さの製品が数百〜千本単位で出てきます。そこから目視検査を行っています。

Q3:仕事で大切にしていることは?

安定的な機械の稼働のための調整と工夫

トラブルなく安定的に生産できる方法を考えています。作業工程の中では特にコイル材の不規則な曲がりを取るのが難しいんです。鋼材の種類によって曲がり方も違います。金型であるダイスの傾きを調整しながら曲がりを取るのですが、抽伸機のパイプの中で材料が暴れることがあり、そんな時はシビアなダイスの調整が必要になります。基本的なやり方はありますが、マニュアル通りにいかないこともあるので経験が必要です。私が扱っているI型の機械は付帯設備が多く、全長が約40メートルあります。全体のバランスを取りながら、常にいい状態で稼働させるためにひとつずつ不具合の原因を探っていきます。その繰り返しですね。

Q4:仕事でやりがいを感じるときは?

トラブルなく目標生産量を達成したとき

社員全員で協力して月間の生産量、毎日の日量をクリアした時に達成感がありますね。私も自分の作業場に月間数字と日量を貼り、業務終了時にその日のプラスマイナスの数を記入しています。機械がうまく稼働した日は5〜12トンの生産量がありますが、トラブルが起きると一日1トンしかない日も。そんな時は月単位で量を調整していきます。達成のための挽回ポイントを考えるんです。恵那工場には「引き抜き」「切断」「熱処理」「酸洗」という工程に必要なさまざまな機械があり、ようやくその3分の1を使えるようになりました。いずれは工場全部の機械を扱えるくらいに仕事の幅を広げたいです。

Q5:これから入社する人にメッセージを

世の中の役に立つ製品をつくる会社です

当社の製品は世の中で役に立っている製品の重要なパーツに使われています。たとえば半導体製品を製造する機械のための部品などです。半導体の製造に関わる材料の受注は増えていて、これからも当社は重要な担い手になるでしょう。生産量の増加が求められる中で、恵那工場も新しいメンバーが増えています。これまで教えられていた側が教える立場になり、勉強することも多いです。この仕事は職人的な要素もあり決して簡単ではありませんが、上司や先輩が優しくアドバイスしてくれるので悩まず入社してください!

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